ノミ・マダニの駆除予防について
公開日:2018年03月09日(金)
寒い日もありますが、暖かい日も増えてきました。
お天気が良く暖かいとお散歩に出かけたくなる時期ですが、草むらなどに多いノミやマダニの活動も多くなるため注意が必要です。
ノミは「瓜実条虫(サナダムシ)」などを、マダニは人の「SFTS(重症熱性血小板減少症)」などの様々な病気を媒介します。
サナダムシが犬猫に寄生した場合、ほとんどが無症状で経過しますが、虫体の一部(片節)が肛門から排泄されるときに痒がり、肛門周囲を気にすることがあります。多数の寄生を受けたときに、激しい下痢や体重減少を起こすことがあり注意が必要です。
犬・猫へのノミの寄生・繁殖を防ぐことがサナダムシの感染リスク減少につながります。
最近テレビで耳にすることの多いSFTSは人への感染症で注目されており、人間の致死率が最大30%ともいわれている怖い病気です。
現在のところ治療は対症療法で、有効な薬剤ワクチンはありません。人への主な感染経路はマダニとされています。
上記のようにいろいろな病気を媒介するノミやマダニの駆除・予防が大切です。
当院ではワンちゃん、ネコちゃんにとって安全性の高いスポット剤(肩の上につけるタイプ)、経口剤(おいしいチュアブル錠タイプ)の2種類のお薬をご用意しております。
ノミやマダニの駆除や予防についてもお気軽にご相談ください。